模擬国連とは、学生・生徒が実際の国際連合のように各国の大使を演じる会議です。実際の国連と同様に、自国の利益を確保した上で国際社会が抱える諸課題について各国と問題を共有し、話し合いによって人類社会全体で納得できる最適解を見つける、知的な取り組みです。


模擬国連とは、学生・生徒が実際の国際連合のように各国の大使を演じる会議です。実際の国連と同様に、自国の利益を確保した上で国際社会が抱える諸課題について各国と問題を共有し、話し合いによって人類社会全体で納得できる最適解を見つける、知的な取り組みです。
数年前のことです。当時の中学3年生数名が教員のもとを訪れ、「模擬国連に参加してみたい!」と申し出てきました。彼らは教員を説得するためのパワーポイントまで用意し、熱意に満ちた眼差しで参加の意義について語り始めたのです。彼らの熱意を受け、英語科と社会科の教員が活動の後押しをすることになりました。以上のように、本校における模擬国連委員会は、生徒の自主性・主体性から生まれたものなのです。
2015年の全日本高校模擬国連大会では、初参加ながらベストポジションペーパー賞を受賞することができました。その後は2017年より校内組織として「模擬国連委員会」を立ち上げ、学校全体での取り組みが始まりました。高一・高二から希望者を募り、参加する模擬国連大会や大使のペアを相談するなど、委員会の運営は生徒が主体です。
模擬国連で求められる能力は、語学力はもちろん、現代社会に関する幅広い知識、そして与えられた議題に対するリサーチ力、交渉力、チームワークなどなど、グローバル社会において必要とされる総合力です。実際に生徒たちはこれらの活動を通じ、語学力や交渉力といったコミュニケーション能力、そして情報収集能力や情報処理能力を複合的に鍛えることができています。模擬国連は、高校生の彼らにとって自らの将来を考えるきっかけや材料にもなる、たいへん意義深い活動なのです。
活動の継続性とさらなる発展を望む生徒たちの要望を受けて、2023年度から模擬国連委員会の取り組みは「模擬国連同好会」(クラブ活動)へとかたちを変えて受け継がれています。


