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東京女学館中学校・高等学校

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国際学級の進路とキャリア
Paths and Careers

  • 国内、海外への進学に対応しています。
  • 6年間で主体的に学び自ら考える力を身に付けることが進学実績にも反映されています。
  • 様々な学力層の生徒が難関大学に多数合格するのが国際学級(国際コース)の特徴です。

国際学級の進路状況

University Acceptances (Selected Results / Graduating Seniors Only)

2026年3月卒業生(26名)の大学別合格者数です。

大学名 人数
東京外国語大学 1
慶應義塾大学 4
早稲田大学 7
上智大学 11
国際基督教大学 2
明治大学 7
青山学院大学 8
立教大学 4
中央大学 6
法政大学 3
学習院大学 5

Overseas University Acceptances

2026年3月卒業生(一般学級を含む)
  • University of British Columbia(ブリティッシュコロンビア大学、カナダ)
  • University of Toronto(トロント大学、カナダ)
  • University of Sydney(シドニー大学、オーストラリア)
  • University of Melbourne(メルボルン大学、オーストラリア)

国際学級でのスキルや経験を生かしたキャリア

国際学級生は大学等へ進学したのち、国際学級ならではのスキルや経験を生かしたキャリアにつく人が大勢います。実際にそうしたOGの方にお話を伺いました。

第1期生 櫛引友里香さん

櫛引友里香さん

国際学級で学んだ多くのことを生かして、将来は国際的な分野で社会貢献したいと思うようになりました。そのため、早稲田大学法学部卒業後は、同校のロースクールへ進学いたしました。ロースクール時代には、ジェンダー法研究会の副幹事長を務める他、JICAカンボジアでの法整備支援活動や難民法クリニックへの参加などを通して、様々な視点からマイノリティーライツを学びました。また、在学中にはLL.M交換派遣留学生として、1年間サンフランシスコのカリフォルニア大学ヘイスティングス校で、現地のロースクール生と共に英米法を学び、NY州弁護士の資格を取得してまいりました。多様性溢れるカリフォルニアという地で1年間生活した結果、私は視野をさらに広げることが出来るようになったとともに、自分が日本人であるという自覚と誇りを強く持つようになりました。そのため、ロースクール卒業後の進路としては、法曹界ではなく、日本の将来のために貢献したいとの思いから、省庁へ進むことにいたしました。国際化に伴い、国家公務員として国際機関等で働く機会も増えている現代、私もいつかは、国際学級のモットーである『世界に羽ばたく女性』、そして東京女学館の教育目標である『人と社会に貢献する女性』を胸に、日本と世界の架け橋となる女性の一人として活躍できればと思っております。今の自分があるのも、将来を考える大事な時期に国際学級で幅広い視野を養えたと共に、何事にも挑戦することの大切さや自分なりの社会貢献のあり方等について真剣に考えられたからであると思っており、感謝しております。

(2020年5月取材)

第3期生 板橋絵美衣さん

板橋絵美衣さん

国際学級卒業後、カナダで4年程カレッジと大学で学び、現在は中東のカタールに移り住み、カタール航空で客室乗務員として働いております。

在学中にはカナダの高校で学校派遣留学生として、1年間勉強する機会も与えていただきました。その経験は私にとって、かけがえのないものとして今でも心に残っており、この経験なしでは今の自分はなかったであろうと思います。英語のクラスが真ん中のグループだった私が、留学して100%英語の環境に身を置くことは難しいのではと思いましたが、国際学級で学んだ、エッセイの書き方やプレゼンテーションスキルが役に立ちました。それまでは比較的大人しい性格でしたが、留学を機に自分で考え発言し、質問する力、楽しんで会話する力、そして自信がつきました。

国際学級は私に世界中の人と繋がる楽しさや、他文化を知り広い視野を持って勉強する大切さを教えてくれました。留学の経験や国際学級の先生方との実りある時間を過ごしたことで、「将来は英語を使う仕事がしたい」という目標につながりました。

現在、私は130以上もの国籍の人がいる会社で働いています。多国籍のクルーと働くのはとても刺激的であり、新しい発見の毎日です。国際学級を卒業した今も、異文化相互理解の力の大切さを日々感じ、世界中の人と繋がる為には無くてはならないものだと感じております。新しいことに挑戦する楽しさや、多様性を受け入れ、その中で自分の役割を考えることなどを、人生の中で重要な時期に学べたことは、とても恵まれた経験でした。国際学級で沢山の事を学び、経験し、成長できたおかげで今の私があります。素晴らしい時間を与えてくださった先生方に感謝しております。

(2020年5月取材)

第4期生 田尾あずささん

田尾あずささん

私は小学生の頃にイギリスに2年間住んでおり、帰国後も英語を学び続けたいと考え、東京女学館の国際学級に進みました。国際学級の英語授業は、英語自体を学ぶことを目的とした教科書的な授業ではなく、実践的な英語の教育や英語を通して異文化を学ぶことが主軸でした。日常でよく使われるボキャブラリーをたくさん覚えて表現力をつけたり、日本や諸外国の文化・歴史について書かれた本を英語の授業で扱ったりするほか、世界で実際に起きている課題について解決策を考え、英語でプレゼンテーションを行うなどのアウトプットの機会も多くありました。そのおかげで英語の読み書きだけでなく、英語を活用しながら国際的な教養を身につけることができました。授業で最もよく覚えているのは、古典英語のままシェークスピアの『ロミオとジュリエット』劇をクラス全員で作り上げたことです。セリフを覚えることはもちろん、衣装や舞台道具も全て自分たちで準備したことはとても思い出深いです。今、私は日系企業で働いていますが、世の中の働き方や働く相手がどんどん多様化していることを実感しています。だからこそ、様々なバックグラウンドを持った相手と協働する時にリスペクトを持ちながら接することができるスキルと、正しい教養を身につけ、相手を理解する力が必要不可欠となります。私自身も多国籍なメンバーと仕事で関わる機会も多くありますが、そのような時は女学館で幅広く学んだことがとても役立っていると感じます。

第13期生 石井有紗さん

石井有紗さん

東京女学館の6年間で私が最も影響を受けたのは、国際学級という環境でした。英語を中学から本格的に学び始めた当初は内容が理解できず、英語に強い苦手意識を持っていました。しかし、先生方が一人ひとりに寄り添い、教えてくださったことで、「できない自分」を否定するのではなく、「時間をかければ成長できる」と考えられるようになりました。また、海外に触れる機会が多く、周囲にも海外に挑戦する友人がいる環境だったことで、未知の場所に挑戦することへの心理的なハードルが自然と下がっていきました。最初は不安だった英語や海外も身近な存在になり、「日本の外に出て挑戦してみたい」という気持ちが育っていきました。このような環境の中で過ごしたからこそ、広い視野で将来を考えるようになり、未知の世界に対しても前向きに一歩を踏み出せて今の選択や行動に繋がっていると感じています。皆さんには、やりたいと思ったことに遠慮せず挑戦してほしいと思います。多様な価値観に触れることで、自分の可能性や選択肢は大きく広がります。恐れずに一歩踏み出した経験が、大切な土台になるでしょう。そして進路選択において大切なことは、「正解を探すこと」よりも、「自分が何に惹かれるのかを大切にすること」です。周囲と比べて不安になるかもしれませんが、興味を持った気持ちや感情は、自分だけの大切な価値観になります。枠を決めず、自分の可能性を信じて、一歩踏み出してください。