中学3年 R.K.
喜び、興奮、不安、緊張。様々な感情を胸に向かった東南アジア。タイ、マレーシア両国の文化や歴史に関しての 新しい知識は勿論のこと、現地の方々と同じ目線でのコミュニケーションを経て、私たち参加者は皆、一生忘れな いであろう思い出と新たなかけがえのない友人を得ることができました。
東南アジアの中心に位置するマレーシアは、マレー半島とボルネオ島の一部・サバサラワク州から成り立ってい て、私たちはマレー半島で過ごしました。人口2,830万人であるこの国は、マレー系・中国系・インド系、そして 多数の部族に分けられる先住民族で構成される多民族国家で、それぞれの民族が持つ宗教、生活習慣の融合は独特 の文化を生み、マレーシアの魅力を創っていました。訪問させていただいたクエンチャン校では英語、広東語、北 京語、マレー語とたくさんの言語が授業で使われていて、マレーシアの方々は本当に凄いな、と感心しました。 日々の生活にもその独特な文化を垣間見ることができ、 ホームステイを通して現地の方々の不思議な行動や物をたくさん見ることができ、理解できたことは大変貴重な体 験となりました。
立憲君主制であるタイでは、王族の方が亡くなられたことなどで予定が変わってしまい、サトリウィチャヤ校では 歓迎会と送別会が同じ日に行われるというハプニングがありました。それでも、お世話になった方々とのお別れは 本当に名残惜しく、必ずまたお会いしましょうと約束をしました。 スラム街では、今まで文献やテレビの中でしか知り得なかった貧富の差を肌で感じました。しかし、貧しく過酷な 暮らしをしているはずの人々が、互いに協力し合って生きている姿を目の当たりにして、先進国である日本に生ま れ、彼らから見たらとても裕福な暮らしをしているはずの私たちには、もっとするべきことがあるのではないかと 改めて考えさせられました。 この研修を終え、知り合った方々とは今後も深く交流し、同じ東南アジアに住む人間として、共に成長していきた いと強く思うようになりました。